降り鬼が落ちてきた\(◎o◎)/!原因は雨漏りと重力。

屋根の上から下に向かって積んである棟を降り棟といいます。降り棟の鬼が落ちてきたとか落ちかけているという依頼が時々あります。
原因は下に向かって積んであるため重力がまともにかかることと、雨漏りにより酸性雨の影響で銅線が切れることです。

まず降り棟を除去します。

ホルマル線(銅線にホルマル被覆したもの。酸性雨対策)を垂木に留めて出し鬼を固定します。

ちょっとわかりずらいですが鬼のところに雪止めをいれて鬼にかかる重みを少なくしています。

降り棟の真ん中あたりにも雪止めをいれて固定しておきます。

元通りに棟を積み直せば完成です。
降り棟のあるおうちは、たまに降り鬼を気にしてみて下さい。落ちて人に当たると大惨事になります。ずれてきてるなと思ったら相談ください。